社会福祉法人 敬心福祉会 | 他人を敬い、自ら律する心を持って人に接する
敬心福祉会トップ > 池袋敬心苑トップ > 通所介護施設 デイホーム南池袋 > インタビュー
ここで生活相談員をしています。この会社に入る前は保育園の先生でしたので、赤ちゃんからお年寄り、そのご家族と、様々な方々と関わってきたという自負はあります。性格としては、子どもの頃から何をやるにしても「大人に怒られたら謝ろう。」という気持ちがあり、「大人に怒られるからやめよう。」という考えは嫌だと思っていました。いたずらっ子だったかもしれませんが。でも、それが大人になって「まずやってみよう。」となり、「出来ない・やらない。」とやる前に決めてしまうのは良くないという考え方になったのかも知れません。
もともと地域で働くソーシャルワーカーを志望していたので、お話を頂いた時は嬉しかったのですが、デイサービスの経験がないことと、車の運転免許がないので大丈夫かな?と思いました。役職に関しての意識は特にありませんでした。それよりも僕が僕らしくあることが重要かなと思っています。
うちは池袋駅から程近くにある複合施設の中の通所介護事業所です。様々な事業とそれぞれの専門職がたくさん働いていますので、いろいろな視点で物事を考えられる利点があります。通所介護は一般的には「デイサービス」と言われていますが、それを「デイホーム」と言っているところからも分かるように、「ご自宅のように気楽に安心して過ごせる場」を意識しております。
通所介護事業が35名、認知症対応型通所介護事業が12名で、合わせて47名が定員となっています。結構人が多くてにぎやかな印象があります。
資格も年齢も様々ですが、介護福祉士の有資格者が多いです。男女比では全体では若干男性職員が多いですが、介護職員は女性の方が多いです。他にも看護職員と生活相談員、送迎ドライバーがいます。
ご利用者と職員の笑顔ではないでしょうか。とにかくみんなで笑うことが1番です。笑っていられることは、その人らしくいられることだと思うのです。笑顔には免疫力UP効果もあるみたいですし、老化に負けない身体にも笑顔が必要なはずです。
そうですね。日頃から本当に感謝しております。毎月定期的にレクリエーションに来ていただいているグループが4つと、個人でも4名いらっしゃいます。他にも隔月や年数回といった規模で来て下さっている方々がたくさんいらっしゃいます。また、傾聴ボランティアとして近隣の方々や大学生にも来ていただいています。全てを合計すると50名以上はいらっしゃいます。
とても好評を頂いております。ご利用者からは、「自宅だとなかなかおかずを何品も用意出来ないし、なによりみんなで食べられるのは嬉しい。」と言って下さっています。うちは、食事を施設内で作っておりますので、食形態から好み、アレルギー等に随時対応しており、温かい作りたてのお食事を提供しております。
今年の3月にフロア改修を行い、空間的にも広くて、落ち着いて過ごせる環境設定を心掛けています。また、今年度から音楽療法を取り入れ、毎週1~3回行っています。認知症を患っていても、安心した気持ちで自分を表現することが出来るこの療法は、ご利用者の主体性を引き出せていると感じています。また、職員の教育にも力を入れ、認知症に関する知識や技術を、外部・内部研修を通じて積極的に獲得し、それをご利用者に還元出来るように努めています。
強みは職員の明るさではないでしょうか。職員間の関係も良好であり、みんなでより良いサービスや、チームを作っていこうという気持ちがあることも強みのひとつです。
弱みはあまり大きな声では言えませんが、職員とご利用者との距離感が近いことでしょうか。少々フレンドリー過ぎて、「敬う心」(うちの社名ですね)が表現出来ていない(職員の内面にはもちろんあるはずです)ことがあって、コラコラという場面が時折あります。
とにかくご利用しやすい施設作りをしていきます。僕は、このデイホーム南池袋に関わる人は、全てご利用者であると考えています。実際のご利用者はもちろんのこと、うちに来て下さっているボランティアの方々、実習生等の学生、近隣住民の方々、うちで働く職員であっても、ここを利用している対象だと思うのです。ご利用者が利用しやすいのは当然ですが、ボランティアの方々が活動しやすく、学生が学びやすく、地域住民にも理解され、職員にとっても働きやすい、そんな施設を目指しています。
デイホーム南池袋は、「たくさんの方々にご利用していただけることが、最大の地域貢献である。」をモットーに日々頑張っています。社会が変わればデイホーム南池袋も変われる、そんな可能性に富んだ、いつでも地域から必要とされ続けている事業所を目指しています。
ありがとうございました!